生徒指導提要3
第6章 生徒指導の進め方
Ⅱ 個別の課題を抱える児童生徒への指導
第2節 発達に関する課題と対応
障害特性
●LD(学習障害)…読み、書き、計算など学習面の課題
●ADHD(注意欠陥多動性障害)…不注意、多動性、衝動性など行動上の課題
●自閉症…対人関係、社会性などの課題
→診断は医師が行う。成長に伴い、診断名が変化する場合がある。
発達障害の生徒の学習指導
→具体的、丁寧に指導する。
→苦手なことに対しても学習意欲を高めていくためには、できていることを認め、得意な面をうまく活用して自身を持たせる指導が大切。
→個人の要因だけでなく、学習環境から考えていくことも大切
第6節 いじめ
関連法令・指針
→いじめ防止対策推進法
→いじめ防止基本方針
●いじめ対応の基本姿勢
・人権尊重の精神のもと教育活動に従事。
・「いじめは人間として絶対に許されない」という意識を生徒・教師・保護者・地域の人々で共有
・いじめられている生徒に非はないという認識にたち、組織的対応を。
・学校全体として社会性を育む取り組みにつなげていく。
●いじめ対策としての予防的生徒指導の充実
・社会性を育成する必要がある
・人権感覚を養う
第12節 不登校
・・・「なんらかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、生徒が投稿しないまたはしたくてもできない状況にあること」
・・・どの子にも起こりうる
●進路の問題
「心の問題」として捉えられがちだが、「進路の問題」として捉えることが大切。
→社会的自立に向けて進路を主体的に形成していくための生き方支援。
●未然防止
1 見立て(アセスメント)を行った上で、適切な働きかけ、関わりを行うことで必要。